「一体俺はどっちをとればいいの!?」

  【シズちゃんと俺 運命の選択】

  俺はとても大事な選択をしなければならない。

  「こんにちは」
  「折原じゃねえか。どうしたんだ今日は」
  シズちゃんの職場で、トムさんに挨拶。
  お父様に挨拶はきちんとしなくちゃいけないからね☆
  「シズちゃんは?」
  「いない」
  「…なーんだ、つまんない」
  シズちゃんがいないならこなければ良かった。
  「ったく、静雄以外ないのかよ…今から俺は出かけるからな」
  そう言って、トムさんが出て行った。
  ん…?煙草…?
  これはシズちゃんが愛用している煙草…!も、持って帰りたい…!
  そう思っていると、隣に湯飲みが。
  えーと…何か書いてあるな。
  「へいわじましずお」
  ゆ、湯飲みに名前…しかも平仮名…
  欲しい!!この湯飲み欲しい!
  あ、煙草…灰皿ごと欲しい。確かトムさんは禁煙中。
  間接キスしたい…どっちかじゃないとシズちゃんが自分とキスになるよね…
  …ぶへらっ!
  シズちゃんがシズちゃんとキス…!!それもいいかもしれないけど☆
  折原臨也、究極の選択。
  煙草と湯飲み、どちらを先にするべきか…!

  煙草の利点:長く口に咥えている。唾液とかついてそう。
  湯飲みの利点:シズちゃんの口に入った液体を味わえる。愛用している。

  ど、どっちもいい…!
  …あぁもう!俺がこんなに迷うなんて…。そうだ!
  右と左でジャンケンして、右が勝ったら煙草。
  「じゃーんけーんぽんっ☆」
  左:パー   右:チョキ
  深層心理で煙草が良かったのかな?
  ごくり。
  俺はそーっと煙草を口に持って行き…
  ぱくっ。
  や、やった…!シズちゃんの味…!
  苦いけど何だか甘みのある…!!
  食べたい、この煙草を食べてしまいたい…!(死ぬのでは)
  自分を抱きしめてわなわな震えた俺は、灰皿ごと鞄に入れた。
  湯飲みも丁寧に入れて、煙草を咥えたまま外に出た。
  これでまた俺のシズちゃんコレクションが増えた☆
  毎日毎日使う。愛を込めて使う。シズちゃんの半身だと思って使う。
  だから、シズちゃん。
  いつか間接じゃなくて本当にキスできたらいいね☆

  オマケ。
  「トムさん…俺の湯飲み知らないっすか?」
  「さあ…灰皿もなくなってるみたいだな(臨也か…)」


  (シズちゃんは幼稚園児じゃありません。平仮名ですけれど。園児シズちゃん見たい…!そして連れて帰りt)
  05.3.30 けっぱ  08.10.11後書き修正