「あぁ…春だねぇ」
シズちゃんと俺 PINK☆な春!!
あぁ。春だなぁ春だなぁ。シズちゃんと青春したいなあ。
う〜ん…俺が文学者なら春はシズちゃんだな。
このあふれ出そうな思いはどうしたらいいんだろう☆
え?他?
夏はシズちゃん。秋はシズちゃん。冬はシズちゃん。
嗚呼、シズちゃんの春はなんだろうNA☆
「で、こんなに春うららなところで何を投げようとしているのかなシズちゃんは」
「手前を潰すための木に決まってんだろ。いーざーやーくんよぉ」
「またそんな野蛮な…」
桜が綺麗に咲いている、池袋某所。
シズちゃんと偶然出逢った俺は、お花見をしていた。
「ほらシズちゃん、お団子食べる?」
「…毒でも入ってるんじゃねぇだろうな」
とか言いながらもシズちゃんはお団子を食べてくれている。片手は木を持って。
「食べたいならそんなこというものじゃないでしょう…」
あ、俺って今お母さんみたいだった?でもお嫁さんの方がいいんだよね…
「それに木を投げたら桜が台無しだよ。ちゃんと考えてくれなきゃ」
「手前がいる時点ですでに台無しだ。…この団子、美味いな。どこのだ?」
シズちゃんは血管が浮いたこめかみを動かしながらお団子を頬張っている。
「俺が作ったんだけど」
「ぶへっ!?」
「あぁー…シズちゃんったら汚い…」
シズちゃんが吹き出した。何で。
「たぶん毒は盛ってなかったはずなんだけどなあ」
「おい…」
シズちゃんが今にもぶち切れそうな表情で言う。ずっとだけど。
「お前、一人で花見に来るのに団子作るのか?」
「波江さんあたりと食べようと思ってたんだけど」
ブチン☆ゴッ!なんだか切れたような音と鈍い音が聞こえた気がした。
「ぐごっ!?」
何故か近くにあったカラオケセットを投げられた俺は、不覚にも倒れてしまった。
「…だから手前は大嫌いなんだよ!!」
「シ、シズちゃん…?」
どうしたんだろう今日のシズちゃんは?
いつもだけど、全く考えが読めない。挙動不審だし。
「言ってることが支離滅裂だよ?冷静になろうよ」
「…っ!!知らねぇよ!!何なんだ今日は!!」
そう言ってシズちゃんは俺を一殴りして去っていく。
「痛たたた…」
シズちゃん、ついに病院行きかな…?だったら俺が看病してあげるけど。
でもカラオケセットを投げて木を投げなかったあたり手加減なの…?
いや、シズちゃんに限ってそんな筈はない。
ふとお弁当箱を見たらお団子が全部なくなっていた。あぁ。そうか。
もうちょっと食べたいなんて、シズちゃんが俺に言える訳ないもんね…。
そんなシズちゃんも、俺はいいと思う。
だから、シズちゃん。
不器用なシズちゃんも俺は大好きだよ☆
(この駄文は一応【シズイザ】で管理人の趣味は【イザシズ】っぽいです。)
05.3.24 けっぱ 08.10.11後書き修正