「チッ…セルティめ…!!!」

  シズちゃんと俺 Let's☆ストーキングv

  やあこんにちは。折原臨也です☆
  俺の趣味が情報屋って言う奴がいるみたいだね。
  そんな俺の生き甲斐はなんだと思う?
  人をいたぶること?神様気分になること?…違うよ。
  シズちゃんウォッチングだよ♪
  これをしないと俺は生きていけない。麻薬みたいなものさ。
  と言っても、そんなに黒いモノじゃないけどNE☆
  で、今もシズちゃんを観察しているんだけど…。
  あ、シズちゃんが公園に入っていった。…あれは…
  セルティ…?シズちゃんと並んでベンチに座った?
  もしや自分の変態彼氏も捨ててシズちゃんに…!?
  い、嫌あぁぁ!!シズ←セルなんて、許さないっ!!
  俺のシズちゃんを…あ、会話し始めた。(盗聴器まであるんですか)
  「やぁセルティ」
  『どうしたんだ』
  小さい隠しカメラもつけておいて良かった…!!(…orz←管理人)
  「あのよ、どうしてこうなっちまったんだろうな?
  最近力を抑えられるようになったけど、俺は…
  やっぱり、自分から人を愛してはいけないのか?
  俺だって人並みに色々したいんだよ。セルティとあの医者みたいな関係になるのも、
  遊馬崎や狩沢みたいにつるんでみるのも。
  なのに、何で俺は誰ともそんな関係にすらなれないんだ?
  淋しいときだってあるし、悲しくなってしまうときもあるんだ。
  ケンカだってしたくない。暴力なんてまっぴらだ。
  俺は好きだよ。人が。嫌いな奴も居るけど。
  だから…もう、無理だけどそう思うんだ…時々…」
  消え入りそうなシズちゃんの声。
  シズちゃんも、辛いんだ…。
  …なのに俺は、とにかくシズちゃんが好きで好きで仕方がなくて、愛していると言ってきたよね。
  今まで、いったいシズちゃんの何を見てきたんだろう。
  俺が一番シズちゃんのことは知っていると思っていたのに…
  そのまま俺の心はずっと、どこかに飛んでいた。

  「あ、何だよ可愛いじゃん」
  「オネエチャン、一緒に俺らと遊ばねぇ?」
  …あれ?何この人達。
  「え…っと…?」
  「恥ずかしがってないで!いいじゃん!!」
  「用事があるので…すみません」
  「すっぽかそうよ!」
  「そうそう!ね?」
  …ウザいなぁ。何でこんな奴らがいるのかなぁ?よし、始末しよう。
  --そう思ったその時-----
  「「ぐごげっ!?」」
  あれ、こいつらの頭に足が…?
  「…お前らよぉ、用事があるのにすっぽかしていいのかよ?あぁ?」
  「何だよ…って平和島静雄!?」
  「逃げようっ!!」
  それは無理だと思う。
  「そう簡単に逃げられる訳がねぇだろっ!!」
  死んだ。全治三ヶ月かな。
  「ふぅ…ったく、俺に暴力を使わせやがって!!」
  あ、五ヶ月になった。
  え、いや、ちょっと待って。シズちゃんが、助けてくれた…?
  「その…なんだ。怪我はねぇのか?」
  「え…?あ、はい…」
  こくりと頷いて答える。
  「そうか。ちゃんと断りやがれ」
  そう言ってシズちゃんはどこかに去っていった。
  …ちょっと顔が赤かったような…?
  俺はもちろん、赤いけど…///
  どうしたのかな…?と、思いながら俺は赤い頬を手の冷たさで冷ましながら家に帰った。

  「ただいま」
  「よくするわね…女装なんて」
  「シズちゃんに見つかったらケンカになっちゃうだろ。分かってないなあ」
  「分かりたくもないけど」
  波江さんはそう言ったけど、俺はいろんなシズちゃんが知りたい。
  今日は俺の知らないシズちゃんに出会えた。
  シズちゃんがそう思うなら、俺のことを愛してくれればいい。
  俺はシズちゃんの事を愛してる。
  だから、シズちゃん。
  俺はシズちゃんに俺のことを愛させてみせるよ☆
  そしたらそんなに悩むことは無いから…。


  (ギャグだと断言してきたのにちょいシリアス…。ごめんなさい…!)
  05.3.25 けっぱ  08.10.11後書き修正